「努力」って重要ですか?
今の日本は間違いなく「努力主義」ですよね。
特に、才能ない人間が努力して、才能のある人間に勝つストーリーとか大好きでしょ。
それが悪いとは思いません。思いませんが、
努力主義が蔓延してるのは、なんか気持ち悪い。
「苦手なことを、頑張ることはいいことで、
頑張らないのは悪いことだ。」
と、小さい頃から繰り返し教え込むのはどうかと思います。
別に苦手なんだったらやらなくて良いでしょ。
僕は、苦手なこと、才能のない分野を克服する過程が「努力」だと思います。
得意なことを上達させるのを「努力」とは言わなくないですか?
なぜなら得意なこと、才能のある分野に力を入れる時、
「頑張ってるな、努力してるな」とは感じません。
「ハマっている」状態になります。
僕も大学受験の勉強は「ハマって」やっていました。努力しているな、とは感じませんでした。
苦手なことを「努力」しても、才能のある人間には追いつけません。
なぜなら才能のある人間は「ハマる」からです。
「努力は夢中に勝てない」という言葉はそのことを表しています。
であれば、そんな報われない「努力」をしたって仕方がない。
苦手を克服したところで長所になるわけではないですからね。プラマイ0、つまり普通になります。虚しいですね。
苦手を克服することは日本では美とされていますが、それを捨てて得意なことを、才能のある分野に力を入れる方が賢いのです。
手始めに自分の才能を調べて見ませんか?
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