自分を知っていくこと
僕は最近、「自分を知る」ことに力を注いでます。
「自分を知る」ってどういうことかと言うと、例えば自分は何が好きで、何が嫌いか、何が得意で何が苦手か、どういうときに快適に感じて、どういうときに怒るのか。
まぁ、自分の能力とか感情とかですかね。
こういうのを知って何になるかというと、すごく漠然とした言い方になりますが、「戦うべき場所と戦い方が分かる」んです。
具体的な話をすると、僕は今、居酒屋でバイトしています。
バイト仲間の間では、僕が突出して優れている部分はありません。
リーダーシップもないし、会話の機転が利くわけでもなく、仕事を覚えるのも速くありません。
あと、同時に色んなことをこなすのが死ぬほど苦手なので、忙しくなるとすぐにパンクします。
こうしてみると、本当に僕は居酒屋のバイト向いてないですね。(笑)
でもまぁなんだかんだ楽しく続けることが出来てるので、いいのかなとは思いますが。
んで、一見何もいいところがないように思いますが、こんな僕でも一つや二つ役に立ってることがあるんじゃないかなと、思うわけです。
例えば僕はいじられキャラです。
初対面のオッサンとかにも結構いじられます。
これって案外僕の強みじゃないかな、と思うわけです。
リーダーシップとかはないけど、率先していじられることで場の空気をなごませることは出来る。
リーダーとしてグイグイ引っ張っていくことは出来ません。僕には無理です。それはもう受け入れました。
そんなことはできる人に任せておけばいいんです。
いじられて、場を明るくすることは、少なくともバイト仲間の間では僕が一番だと思います。
そりゃ、出川哲朗がバイトに来たら勝てないですけどね(笑)
まぁそんな感じで、自分を客観的に見ることで自分というものを発見していくんです。
ここで僕がムキになってリーダーシップをとろうとしても、空回りするだけだと思います。
僕はリーダーシップで戦うべきではないんです。戦うなら、道化として戦うべきなんです。
そういうことに気づくことで、戦うべき場所を見つけていくことが大切なのかな、と最近は思っています。
敵を知り、己を知らば百戦危うからず。
宮本武蔵の言葉です。
全てはこの言葉に尽きると思いますね。