タッカーの一人道

僕、タッカーが思ったことをそのまま書き連ねるブログです。

政府のことを「学校の先生」だと思っていませんか?

先日、家の近くでデモがあり、このような声が聞こえてきました。

 

 

原発の事故は政府の責任!

私たちを苦しめるな!総理は辞職しろ!」

 

細かいところは忘れましたが、だいたいこのような感じの意見でした。

 

 

 

政府の責任。

 

そうですか。

 

なんですかね、この違和感。

 

「政府が悪い。俺達はその被害者だ。」

と言っている気がします。

 

まるで、政府が一方的に私たちを苦しめている印象を受けました。

そして、悪いのはすべて政府だと。

 

もしそうなら、それはおかしくないですかね。

 

日本が民主主義国家である以上、政府『だけ』の責任って有り得ないと思います。

その政府を選んだのは、間違いなく国民なのですから。

 

国民にも責任があるはずです。

 

ですが、デモを見ていると、どうもそういう感じはありません。

 

何故なのでしょうか。

 

 

 

 

もしかしたら、デモを行っていた人のような、国民は被害者だと考えている人は、政府は学校の先生のようなものだと考えているのではないでしょうか。

 

感覚としては、先生と生徒が向き合っているイメージです。

 
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生徒(国民)は、座っていれば先生(政府)から利益を受け取ることが出来る。

生徒(国民)は、特別なことをする必要はありません。

座っていれば、勝手に授業(行政)が進んでいくのですから。

 

 

 

しかし、そのイメージは間違っています。

 

政府とは、国民のリーダーです。


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リーダー(政府)とは、人を引っ張っていく存在です。

 

引っ張っていくということは、リーダー(政府)とその仲間(国民)は同じ方向を向いて、進む必要があります。

 

リーダー(政府)だけが動くことはできません。

仲間(国民)の一人ひとりがリーダー(政府)とともに動こうと決意して初めて、一丸となって動くことができます。

 

 政治とは本来、そういうものだと思います。

 

国民がずっと受け身であり、批判を続けるだけでは、現状は変わりません。

 

 

 

 好き嫌いはあると思いますが、政治家の人たちも、僕達と同じ日本に住む仲間です。

 

今の日本の政治に足りていないのは、「仲間意識」ではないでしょうか。

 

政治家を敵だと認識していると、いつまでも前には進めません。

 

日本をよりよくする仲間だと思うことが大切だと思います。

 

ありがとうございました。