学校の勉強が何の役に立つんですか?って考えることは大事だと思う
「学校の勉強に何の意味があるんですか?」
誰でも一度は口にする疑問だと思います。
僕も何回か言ってきました。
でも結局、この質問に答えられる人ってそう多くはないんじゃないでしょうか。
昔、Twitterにこんなコピペがありました。
生徒「学校の勉強が何の役に立つんですか?」
先生「学校の勉強もできないお前は何の役に立つんだ?」
一時は「痛快な返し方だ!」ってもてはやされていましたが、これ違和感しかありませんよね。
生徒が聞いてるのは、勉強が役に立つのか。です。
先生が答えたのは、お前が役に立つのか。です。
どう考えても論点すり替わってるでしょう。
こんな答えでドヤ顔してる先生を想像するのは、なんとなく腹が立ちます。(笑)
まぁでも、こんな言葉が流行るってことは、多くの人がこの答えを持っていない証拠になるんじゃないでしょうか。
答えがない。
子供にとっては違和感がありますよね。
学校で教わることは、すべて答えがあります。
道徳なんかにも教科書があって、答えが書かれていますからね。
たぶん、「学校の勉強が何の役に立つんですか?」は、答えの用意された世界での、数少ない答えのない問いなのではないでしょうか。
だからこそ。
だからこそ、僕はこの問いを考え続けることが大事だと思います。
答えのない問いなんて無数にある。
僕がそれを強く実感したのは大学に入ってからです。
何も疑問を持たずに勉強していると、答えのない世界に入ったときに混乱します。
僕が実際そうでした。
「学校の勉強が何の役に立つんですか?」は、答えのない問いを考えるはじめの一歩です。
大人たちは、「そんなこと考えてないで、とりあえず勉強しろ。」
なんて言いますが、思考停止して勉強してるようじゃロボットと変わりません。
僕のように混乱しないために。
考え続けて自分なりの答えを出すことが重要だと思います。
どうか、考え続けてください。
ありがとうございました。