借りものの知識に価値はない。
僕達は、常に「誰かの言葉」で、他人と会話しています。
どういうことか?
僕達は生まれた時から言葉が使えた訳ではありません。
周りの大人達の言葉を聞いて、僕達は言葉が使えるようになりました。
僕達ひとりひとりが言葉を生み出した訳ではありません。
まぁ、これが弊害を生むことにもなるのですが。
今回は、その弊害とも言える事について書こうと思います。
さて、この記事は、「知識自体に価値はない」という題名ですが、
ここで言う「知識」とは、
自分の実体験が伴っていない、誰かの言葉です。
逆に、自分の実体験が伴った誰かの言葉は、
「知恵」と呼ばれます。
僕が大事だと思うのはもちろん知恵です。
知識そのものに価値はなくて、知識に実体験を掛け合せることで、知識は知恵になり、
価値が生まれます。
知識自体は世の中に溢れかえっています。
今の時代に大切なのは、ただの知識ではなくて、自分の実体験をベースにした知識、つまり知恵です。
知識を蓄えるだけじゃなくて、実際に行動して、知識を知恵に昇華させることが大事です。
知識だけだったら誰でも持っている時代ですから。