小さい時から怒られ続けた僕が、逆に説教のコツを教える。
ぼくは小さい時から、先生や部活の顧問などに怒られまくっていました。
人一倍怒られやすい子供でした。
何故かは分かりません。
何故かはわかりませんが、他の子供なら10分くらいで終わる説教が僕の時には30分くらい続くんです。
部活のサッカーの試合で、僕が左サイドにいて、味方が右サイドでボールを取られた時も何故か僕が怒られました。
美術の時間に7.8人が立ち歩いている状態でも僕だけが怒られました。
こんな理不尽な怒られ方はレアケースですが。笑
ダメですね。
怒られたエピソードが次から次へと思い出される。笑
僕は決してグレていたわけではありません。
それどころか、大人しい、内気な子供でした。
それなのに何故あんなにも怒られたのか。
全くわかりません。
しかし、そのおかげで、うまい説教と下手な説教がしっかりと身をもって分かるようになりました。
それを解説していこうと思います。
下手な説教をする人の特徴
まず、下手な説教をする人は基本的に、自己満足のために怒ります。
誰かを正そうと思って怒るのではなく、誰かを正そうとしている自分に酔っているのです。
自分よりも立場が下の人に向かって、その人自身の理論を押し付けます。
また、自分に酔っているだけなので、下の人の意見は聞きません。たとえ意見を聞いたとしても頭ごなしに批判しておしまいです。
そうなると、僕がよく怒られていた理由が分かります。
内気で反論してこない子供は格好の的だった訳ですね。
まぁ、そんなことは置いといて。
で、ここが重要なのですが、
怒られている人は上のことを簡単に察します。
自分の意見を聞いてもらえず、一方的に理論を押し付けられると、話を聞こうという気にはなりません。
次第に心を閉ざしていきます。
こうして、自分に酔って話しまくる上の人と、話を聞いているふりだけしている下の人の図形が完成します。
こうなればただの時間の無駄ですよね。
説教がうまい人の特徴
説教がうまい人は真逆です。
まず第一に下の人のことを考えてくれます。
そして話を聞いてくれます。
下の人がたとえどんな意見を言ったとしても、完全に否定することはせず、ある一定の理解を示してくれます。
その上で、あくまで自分の考えとして意見を言ってくれるのです。
これこそ、説教がうまい人の特徴です。
偉い人が言いました。
「説教とは、ただの価値観の押しつけだ」と。
実に的を射ていると思います。
「自分がどんなに偉い人であっても、あくまで説教というのは、価値観の押し付けに過ぎない。」
説教をする時は、このことをしっかりと胸に刻んで欲しいです。