日本人は経営能力が低い。ならどうするか。
今日、↑の本を読みました。
15年前の著作ですが。笑
読んでいる中で、心に残ったフレーズがあったので、紹介したいと思います。
日本の学校教育は、スタッフを育てることが中心です。
(略)
考え方、ビジョン、哲学、ポリシーというものが会社には存在しなくなってしまいました。
だから経営者が育ちません。
目からウロコが落ちました。
たしかに、「働く」という言葉を聞けば、大半の人が会社に勤めることを想像するのではないか、と思います。
一種のステレオタイプですね。
最近、経営破綻したシャープの経営陣が変わり、見事黒字に戻りましたよね。
このことから、日本人は社員として働くぶんには優秀だけど、経営する能力は高くないって言うことが出来るのではないでしょうか。
これは結構怖いことではないでしょうか。
経営陣が無能だと、どれだけ素晴らしい社員がいても、会社は潰れてしまいます。
僕達はどうすればいいのでしょう。
むしろ、これをチャンスと捉えれることは出来ないでしょうか。
経営が上手な日本人が少ないということは、競争が激しくない、ブルーオーシャンということです。
経営能力のある社員というのは、希少価値であるはずなので、必ず重宝されます。
間違いなく、英語能力よりは。
経営者の目線にたって働く、ということを意識していきたいですね。